E Ink電子ペーパーを棚札や小売業界で応用する場合，次のような従来の紙値札やLCD表示にはないメリットがあります。

・超低消費電力：ボタン電池で最長5年間駆動。

・広い視野角：店内の照明に左右されずに、陳列棚の上から下まで、角度に制限されることなく楽々と情報を読み取ることができます。

・人件費の削減：ワイヤレスでスピーディーかつ効率的に陳列棚のタグ内容を更新することができるため，紙のタグに印字する必要も，人手を使って店内のタグを付け替える必要もありません。

・ダイナミックプライシング：オンライン店舗での価格変動や季節の変化、特需など、市場状況に応じて価格をリアルタイムで更新できるため、企業も消費者もメリットを享受することが可能です。

・低温対応：Aurora電子ペーパーを採用したタグは−25°Cの環境でも動作するため，冷凍庫や冷蔵庫等でも利用できます。

・3色表示：モノクロはもちろん、Spectra3色電子ペーパーを使った電子棚札は，ビビットな赤または黄色でキャンペーン情報を表示することができ，店側も消費者もキャンペーン中の商品を一目で判別することができます。

・情報のカスタマイズ：お客様に合わせ、表示内容の調整が可能なため、価格表示だけでなく，キャンペーン情報や購入者の評価，製品成分，産地，レート変換，在庫状況などの情報を表示させることも可能です。

セグメント型電子棚札

E Ink電子ペーパー技術を使って製造された，シンプルで便利なセグメント型電子ペーパータグなら，小売業者の方々もリアルタイムに製品の販売価格を更新することができます。

モノクロアクティブマトリクス型電子棚札

E Ink Aurora電子インクフィルムを使った，高解像度の電子ペーパー棚札です。価格をリアルタイムに変更するだけでなく、お客様に合わせ、表示内容の調整が可能です。

3色アクティブマトリクス型電子棚札

最新のE Ink Spectra 3色インクフィルムを使うと，赤や黄色でキャンペーン情報を強調することができます。色を使い分けることで，ブランドイメージをさらにアップさせることもできます。

小売店での応用

E Inkの電子棚札またはサイネージは，現在スーパーや家電量販店，ドラッグストア，百貨店，アパレルショップなど、小売業界の様々なフィールドで幅広く応用されており，こうした店舗で電子ペーパーが導入されることによって、今後違う業界にも広まり応用されることを期待しております。

電子棚札ソリューション導入例

おかげさまで、電子ペーパーはすでに世界の主要な電子棚札メーカーで採用されています。小売業界のニーズを満たせるよう，E Inkはこうした大手メーカーと密接に提携し、問題解決に向けた最適なソリューションを提供しております。提携パートナー様一覧は以下をご覧ください。