カラー電子ペーパー

E Ink Spectraは、量産型3色電子ペーパーディスプレイで、小売店に使われる電子棚札等への応用に特に適しています。

E Ink Spectraは、他のモノクロ電子ペーパーと同じく高いコントラストを有し、太陽光の下での視認性、低電力消費等の特性に加え、黒、白、赤または黒、白、黄色の3色粒子に対応しています。将来的には、より多くのカラーに対応する予定です。

E Ink Prism™

E Ink Prism™は可変色電子ペーパーを指しております。2色間でグラデーション変化やフラッシュ動作等の効果を表現することができ、さらに任意の形状にカットすることができます。インテリアや建築、アートの用途としてPrismを使用することにより、静的だった建築物の壁面や芸術作品に流動性を持たせ、カラーパターンをダイナミックに表現させることが可能です。例えば、Prismを使って壁面や天井、部屋全体の色を変えたり、インタラクティブ性のあるインスタレーション(装置芸術)を創作することもできます。

E Ink Prismもバイステーブルな電子インク技術を採用した非自己発光タイプなので、物体にダイナミックな表現を与えることができます。

Prismは利用シーンに合わせて、変化のタイミングやモードをプログラムによって設定、制御できるため、芸術的パフォーマンスだけでなく機能性も兼ね備えており、私たちの生活環境により多くのサプライズと美的センスをもたらしてくれます。例えば、ドアの色を切り替えることで在室中かどうかを示したり、壁面の色を変化させることによって温度やデシベル数といった環境パラメーターを反映させたりすることも可能です。Prismの持つ無限のクリエイティブ性や可能性を構想し、運用してくださるデザイナーの方々をお待ちしております。

応用

建築装飾材料、室内デザイン、家具、インスタレーション、店頭広告(POP)、ファッション業界、路線図案内等。

E Ink Triton™

E Ink Triton™は、電子インク技術とカラーフィルターが組み合わさり、4096色の豊富なカラー表現を実現することができます。Tritonは、カラー電子ペーパーに革命を起こし、電子ペーパーと紙媒体との距離をさらに一歩縮めました。

Tritonの質感は限りなく紙に近く、また太陽光の下での鮮明な視認性、柔らかな色調、非自発光、画面の切り替え時のみ電力を消費しないという特性を備えています。デジタルサイネージへ応用することにより、より低消費電力効果を発揮します。紙のポスターに代用することにより、印刷する際の人件費の節約や、画面の遠隔操作が可能なため、LCDやLEDサイネージの市場との差別化をはかることができます。

E Ink Triton電子ペーパーディスプレイモジュールは、TFTバックパネル、電子インク層、カラーフィルターレイヤー(Color Filter layer)、保護膜で構成されています。

応用

Tritonは、室内におけるレストランのメニューや駅の広告、銀行の案内表示板、屋外におけるバス停の時刻表や校内案内図等といった大型電子看板への応用に適しています。

Advanced Color ePaper (ACeP™)

アドバンスドカラー電子ペーパーディスプレイ(Advanced Color ePaper, ACeP)は、反射式のカラー電子ペーパーディスプレイで、色のついた粒子によって、8原色のフルカラー表示を実現することができます。

ACePディスプレイはTFTバックプレーンに電圧を加え、マイクロカップ内の粒子を電気泳動制御で移動させることでフルカラーの表示をさせます。

ACePの豊富なカラーは、色のついた粒子1粒1粒が移動することによって表現されるものであり、カラーフィルターを必要としないため、光の減衰現象を解決できます。そのため、ACePは自然光の環境下でも優れた視認性を保つことができます、ACePは2019年にも量産開始予定で、サイネージでのユーズケースの拡大を期待しております。