E Ink、Climate Week NYCにおいてRE100リーダーシップ・アワードのRE100ベスト・ニューカマーに選出

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2023 . Sep

プレスリリース

E Ink、Climate Week NYCにおいてRE100リーダーシップ・アワードのRE100ベスト・ニューカマーに選出

送電網を利用せず太陽光発電で動作するePaperの案内板が、利用客にリアルタイムの最新情報を提供(写真:Business Wire)

2030年までのRE100達成、2040年までのネットゼロ達成というE Inkの長期目標に弾み

マサチューセッツ州ビレリカ、2023年9月19日 -(BUSINESS WIRE)- ePaperテクノロジーを開発したパイオニア企業であり、その販売でも世界をリードするE Ink(8069.TWO)は本日、Climate Week NYCにおいてRE100リーダーシップ・アワードのRE100ベスト・ニューカマーに選出されたことを公表しました。この選出は、E Inkが再生可能エネルギーの利用割合を全世界で20%、米国の事業拠点および全世界の営業所で100%まで高めたことを受けたものです。E Inkは、2030年までに全世界の事業拠点で再生可能エネルギーの使用を100%にすることでRE100を達成し、2040年までにネットゼロを実現するという意欲的な目標を、ディスプレイ企業として初めて設定した会社です。


本プレス・リリースにはマルチメディア・コンテンツが含まれています。リリース全体はこちらからご覧いただけます。https://www.businesswire.com/news/home/20230919079671/en/


E Ink HoldingsのCEOであるJohnson Leeは次のように述べています。「企業が気候変動の激化に伴う環境への影響に直面している現在、カーボン・フットプリントを改善するための対策を講じることは、世界中のすべての人々および組織の責任となっています。環境に優しいディスプレイ製品のリーダー企業として、E Inkは炭素排出量の削減に向け、製造や事業運営の段階から再生可能エネルギーを導入することにより、RE100イニシアチブへの参加にコミットしてきました。私たちは引き続き自社のePaperテクノロジーと、エネルギー消費量も原材料使用量も少ない製品設計とを向上させることにより、お客様に提供する環境に優しいディスプレイの炭素排出量および電力使用量をさらに削減していきます」


RE100リーダーシップ・アワードは、再生可能電力への移行に関して先頭に立っているRE100のメンバーを表彰する賞です。RE100ベスト・ニューカマー・アワードは、RE100に新たに参加して、自社の炭素排出量を大幅に削減している企業に授与されます。2022年12月までに、E Inkは米国のBillerica、Fremont、South Hadleyの工場およびオフィス、そして東京と韓国・ソウルの営業所において、再生可能エネルギーの使用を100%にするというRE100の目標を達成しました。全世界の事業拠点で再生可能エネルギーを積極的に導入していることに加えて、E Inkは高効率のエネルギー管理システムを通じて電力消費量も最適化し、2040年までのネットゼロおよび2030年までのRE100の達成という自社の目標へと突き進んでいます。


E Inkは、化石燃料依存からの脱却と環境への悪影響の軽減に向けて、省エネ化、炭素排出削減、および再生可能エネルギー源の利用という目標を積極的に追求しています。早くも2015年には、E Inkは台湾の自発的なグリーン・エネルギー調達プログラムに参加した最初の企業の1つになりました。再生可能エネルギーの獲得は次第に難しくなってきていますが、E Inkは依然として再生可能エネルギー源を積極的に追い求めています。E InkはRE100イニシアチブに参加して、世界のリーダー企業たちと共に再生可能エネルギーの利用をさらに促進することを目指しています。


E Inkの米国担当最高業務・執行責任者であるPaul Apenは次のように述べています。「2021年末にE Inkは、環境の持続可能性を実現するための2つの主要目標である、ネットゼロ2040(2040年までのネットゼロ)とRE100 2030(2030年までのRE100)の達成を誓いました。それ以来、E Inkは全世界の事業拠点の環境指標を積極的にチェックして、自社の事業拠点および製造拠点の温室効果ガスとエネルギー消費量を評価しています。私たちは、自社の製造におけるエネルギー効率を向上させて、エネルギー消費量を削減しています。また、全世界の工場で再生可能エネルギーの使用を100%にするという目標の達成を加速させるために、多様なソースからの再生可能エネルギーの調達および利用も積極的に行っています」


E Inkの調達プロセスでは、新設された再生可能エネルギー施設から調達し、それによって新たな再生可能エネルギー・プロジェクトの発展に貢献することに重点が置かれています。さらに、E Inkは環境に優しいエネルギー源を優先し、自然の生息環境に害を及ぼさないことを確実にして生物多様性の保全を重視しています。再生可能エネルギーの利用を通じて、E Inkは2022年には前年比で13%の炭素排出量削減に成功し、炭素排出原単位の43%低下という目覚ましい成果を成し遂げました。さらにまた、E Inkはサプライ・チェーン・パートナーとも協力して、再生可能エネルギーの導入を推進しています。E Inkは、年次サプライヤー会議の中で自社の積極的目標を伝え、ePaper業界のリーダーとして、そのエコシステム全体に再生可能エネルギー利用を広めることを目指しています。


ESGと持続可能な開発のトレンドに伴い、デジタル・トランスフォーメーションでは低炭素や省エネといった点により大きな重点が置かれるようになっています。ePaperは、日光の下での可読性、低消費電力、および太陽光発電システムとの適合性という特徴があることから、環境に優しい屋外看板として利用することができます。E Inkは、32インチの紙の広告、LCDスクリーン、およびePaperスクリーンのそれぞれを屋外デジタル・サイネージに使用した場合に、炭素排出量にどのような違いが生まれるかを比較しました。その結果、10万枚のePaperサイネージを1日20時間稼働させ、毎時20回のペースで広告を更新し、それを5年間続けると仮定した場合、LCDサイネージと比較してCO2排出量を50万トン削減できるという試算が得られました。また、一度印刷されただけで処分される従来の紙のポスターと比較すると、ePaperサイネージを使用することでCO2排出量を約2,100万トン削減できると見積もられています。

E Inkについて

マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア・ラボで開発された技術を基盤とするE Ink Holdings Inc.(8069.TWO)は、eReaderやeNote、小売、家庭、病院、輸送、物流、その他の幅広いアプリケーションに理想的なディスプレイ媒体を提供し、これまで不可能だった場所へのディスプレイ設置を可能にしています。自社の電気泳動ディスプレイ製品により、E InkはePaperの世界的リーダーとなっています。E Inkは自社の低電力ディスプレイによってお客様のサステナビリティー目標の達成を実現するとともに、2030年までの100パーセント再生可能エネルギーの使用、2040年までの炭素排出量実質ゼロの達成を約束しています。E InkはThe Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)のメンバーで、Science Based Targets Initiative(SBTi)にも参加しており、また2022年には『フィナンシャル・タイムズ』紙、日本経済新聞社、およびStatistaから、「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」の1つに選出されています。台湾のタイペイ・エクスチェンジ(TPEx)とルクセンブルク市場に上場しているE Ink Holdingsは現在、ePaperディスプレイの世界最大のサプライヤーです。詳細については、www.eink.comをご覧ください。"E Ink. We Make Surfaces Smart and Green."

この記事の原文は、こちらのbusinesswire.comのウェブサイトでご覧いただけます。https://www.businesswire.com/news/home/20230919079671/en/

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