日本初、バス車内への設置で持続可能な情報発信へ
伊豆箱根バス株式会社は、羽田空港と三島エリアを結ぶ高速シャトルバス(三島羽田シャトル)の車内に、E Ink Holdings Inc.製のカラー電子ペーパー「Spectra 6」を使用したデジタルサイネージを導入しました。
バス車内でのカラー電子ペーパー型サイネージの設置は、日本初(E Ink Japan調べ)の事例です。
本導入は、CO-WIN株式会社の提案と導入支援により実現しました。導入された三島羽田シャトルは、羽田空港と三島エリアを直結する路線で、空港からそのまま旅が始まる“三島の玄関口”としての役割を担っており、車内に設置された電子ペーパーと、お客様の手元で操作できる「伊豆ファン倶楽部」専用タブレットを連携させることで、三島の観光情報や旬な話題をより深く知ることができ、旅の始まりをスムーズかつ快適にサポートします。
電子ペーパーには、「人と環境に優しい」という特長があります。非発光型の構造のため、羽田空港から三島までの長時間の乗車中にも、目に優しく情報を表示します。また、広い視野角を持つため、バス内のどの座席からでも画面を見ることができます。
加えて、表示中の消費電力がゼロという電子ペーパーの特性は、電源確保が難しい場所でも柔軟に設置でき、省電力運用が可能です。また、電子ペーパーは簡単に内容を更新できるため、運行情報や観光情報などをタイムリーに発信できるという点でも、「人に優しい」メディアとなっています。
これらの「人と環境にやさしい特性」が評価され、公共交通機関における新たな情報発信手段として、採用の決め手のひとつとなりました。
今後、電子ペーパーサイネージの特性を活かした時刻表などの表示への応用も視野に入れ、さらなる情報発信の高度化と利便性向上を目指してまいります。
三島羽田シャトル
https://travel.willer.co.jp/bus/airport-bus/mishima-haneda/
伊豆ファン倶楽部